9月20日放送
地方独立行政法人青森県産業技術センター
食品総合研究所 研究員 大澤幸樹さん
http://www.aomori-itc.or.jp/index.php?id=24
地方独立行政法人 青森県産業技術センター食品総合研究所は、青森県に水揚げされる魚介類の加工適正、加工技術、品質管理技術の研究や、水産系の企業・団体に対しそれに関わる技術指導や支援を行っています。
その中でも、製品開発を担当する、若手研究員、大澤幸樹さんに普段のお仕事の内容や将来手がけたいことなどを伺いました。
【普段の仕事】
大澤さんの仕事は、水産加工に関する、製品開発や改良です。
製品開発に悩む加工メーカーに対し、アドバイスや技術指導を行っています。
その商品は普段の何気ないコミュニケーションから産まれることもあるそうで、日に何度も訪れる加工屋さんもいるんだとか。
たくさんある食品製造機器を熟知し、それを駆使して新しい商品を産み出す。
加工基地でもある八戸には欠かすことのできない仕事ですね。
【青森市産まれ】
学生の頃の将来の夢は漁師。漁師を目指して当時八戸市鮫町にあった海洋学院へ入学。
卒業後、県の採用試験に合格 八戸、むつ、大畑を経て再び八戸へ。
漁師になりたい!と思うほど海が大好きだった大澤さん。
現在も水産に携われることがうれしいと語ってくれました。
そんな青森市産まれの大澤さんから見て八戸の魚はとても魅力的、1年を通して美味しい魚が食べられる。中でもさばはすごくおいしい。
良い脂がのっていて、ご飯のおかずにもお酒の肴にもちょうどいい。
【子供たちに魚に触れあう機会を与えたい】
今後の夢は・・・と尋ねると、魚食の普及をしたい。と即答。
スーパーには、魚が切り身になって売っている。
(それは便利でいいことだけど)魚を一からさばいて、自分がさばいた魚を食べてみて欲しい。
きれいにさばいて自分なりの味付けをして食べると魚の美味しさを実感できるはず。
海が、魚が好きな大澤さん。
八戸のハマは大澤さんのような志の高い研究者にも支えられているのだと再認識しました。
八戸はとても恵まれた環境にありますね。
難しい話しは後にして、気軽に来てくださいね。と素敵な笑顔で話して下さいました。
なるほど!!