少し前の話になるのですが、ハマリレーションプロジェクトがl「県民だより あおもり」の取材を受けました。
この取材の模様は、偶数月に青森県内の多くの世帯へ配布されている広報紙・「県民だより あおもり」の2014年6月号にて掲載されるとのことです。
早いところでは、5月後半には配布されるそうですので、宜しければご覧いただけたら嬉しいです。
(県民だより あおもりはコチラからもpdfで見れるみたいですね)
ということで、今回のタイトルは「ハマの街・八戸へ」。
取材内容については、現段階ではお話することが出来ませんが、記事には、八戸ハマリレーションプロジェクトが、八戸の水産や魚を表す際に使わせて頂いている ”ハマ”というコトバが頻繁に登場しています。
で・・・改めて「ハマ」・・・というこの言葉。一体どういう意味なのでしょうか?
八戸の水産業界では、通常「ハマ」というと”市場”や”港”の事を指すことが多くて、八戸の市場で魚が大量に水揚げされたりすると、翌日の新聞紙面には 「ハマ活気づく」 ・・・ なんていうタイトルがついていたりします。
また、かなり古い文献ですが、1985年に「八戸地域社会研究会」が発刊した「南部料理ごよみ」によると・・・
『八戸では、古くから、漁業地域を「ハマ」、市街地を「マチ」と呼んできた。この言葉は今でも生きていて、「ハマの景気ぁ良ぐねえば、マチもさっぱりだ」などと言う。』
※1985年11月10日発行「南部料理ごよみ」八戸地域社会研究会より引用
と記されています。
捉え方は色々あると思いますが、要は八戸の水産業界の場所を総して「ハマ」という事が多いようです。
ということで、私達は「八戸の魚」を総称して「ハマ」という言葉に込めて、水産業界では由緒正しきこの言葉を使わせて頂いております。
それで、「ハマの街・八戸」についてですが、決してハマと市街地の「マチ」を表しているわけではなく・・・
HHRPでは様々な企画を行っていますが、「八戸ブイヤベースフェスタ」などを通じて、少しづつではあるものの、八戸のお魚たちと、八戸市民の方々や様々な事柄、物事、場所とが接する機会を作っていこうとしております。
今回の取材では、そうして、八戸のおさかな=ハマ が、八戸の様々な事象=街 と繋がっていくことで、 「ハマの街・八戸」になっていけたら・・・ というようにお話をさせていただきました。
(自分では、そんな風に上手に話せていた訳ではもちろんないのですが・・・)
<インタビュー後記>
ちなみに、今回の取材は、青森県が掲げている基本計画「未来を変える挑戦~強みをとことん、課題をチャンスに~」に関連したものだったそうです。
そして、その計画では、”青森のブランドの確立”に向けて、「買ってよし」・「訪れてよし」・「住んでよし」 という3つの価値を確立を目指していくのだそうです。
ということで「訪れてよし」の地域例として、青森県庁の方や、ライターの方々から取材を受けることになったものです。
ただ、一つ補足させていただくと、HHRPは訪れていただくことを1番の目的にはしていなくて、八戸に関わる地域の方々が、八戸のハマや魚を楽しめること、オイシク感じること、八戸の魚の新しい面白さにわくわくしていくこと。
そして・・・「八戸」という場所に居ること、生活していることの幸せを感じていただけたら・・・という思いで、”自分たちに出来ること”をやらせていただいております。
今回は例のごとく「八戸ブイヤベースフェスタ」が話の中心だったこともあり、参加店の一つである八戸プラザホテルさんのレストランをお借りしてお話をさせていただきました。
またフェスタへ巻き込まれた方々のお話も・・・ということなので、八戸プラザホテルの西洋料理長・須田さんと、敏腕マネージャー・金子さんにもご登場いただきました♪
ご協力有難う御座いました。
(写真を載せようと思いましたが、メンバーに怒られそうなので、やめておきます)
<追伸>
八戸ブイヤベースフェスタ2014にて、アンケートにお応えいただいた方々。
そしてスタンプを5個ためて、ご応募いただいた皆様。
改めて、今回のフェスタに対して、沢山のコメントをいただきまして、心より御礼申し上げます。
今年も私達は全てのコメントに目を通させていただき、1ヶ月かけて、ようやく纏めることが出来ました。
「お食事券」やお鍋があたるキャンペーンの抽選については、随時・参加店のシェフに行っていただく予定です。
なお、当選は発表をもってかえさせていただきますので、ご了承いただければ幸いです。